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第49回【MR.BIG/MR.BIG 】09/11/04

本日紹介する作品は、1989年発表の
MR.BIGのアルバムです。

日本でもおなじみのアメリカのハードロックバンド。
タラスやデイヴィッド・リー・ロスで活躍していたビリー・シーンが
中心となり結成されたスーパーバンドの衝撃のデビュー作品!


MR.BIGMR.BIG
(2009/05/13)
MR.BIG

商品詳細を見る

『MR.BIG』

CD (2009/5/13)
オリジナル盤発売日: 2009/5/19
ディスク枚数: 1
レーベル: ワーナーミュージック・ジャパン
収録時間: 56 分


収録曲

1. アディクテッド・トゥ・ザット・ラッシュ
2. ワインド・ミー・アップ
3. マーシリス
4. ハッド・イナフ
5. ブレイム・イット・オン・マイ・ユース
6. テイク・ア・ウォーク
7. ビッグ・ラヴ
8. ハウ・キャン・ユー・ドゥ・ホワット・ユー・ドゥ
9. エニシング・フォー・ユー
10. ロックン・ロール・オーヴァー
11. 30デイズ・イン・ザ・ホール
12. マーシリス(デモ) ※ボーナス・トラック
13. ハウ・キャン・ユー・ドゥ・ホワット・ユー・ドゥ(デモ)
※ボーナス・トラック



もうすっかり日本ではおなじみのスーパーバンドですが、
まず特筆すべきは、全パートが異常なまでの演奏力の高さを
備えていることでしょう。それゆえ、今作でもド派手な演奏や
テクニックが満載と思いきや、今作はボーカルであるエリック・
マーティンの歌を基本に据えた、歌ものと言った感じの印象が
強く、演奏陣のド派手なテクニックは意外にも抑えられており、
このエリック・マーティンの歌に華を添えると言った感じの堅実な
プレイをしています。とはいえ、ソロタイムではやはりそれなりの
技巧を披露していますので、十分楽しめますが。

(1)でいきなりのビリー・シーンとポール・ギルバートのタッピングによる、
ユニゾンでのスリリングな楽器バトルが展開しますが、やはり今作の
主役はボーカルのエリック・マーティンでしょう!ポップで
アコースティックな楽曲をソウルフルなハスキーボイスで歌い上げる
エリック・マーティンの実力は今更ですが相当なもので、このバンドの
音楽性にバッチリとマッチしていると思います。実にパワフルで
ソウルフルな歌声は万人に受け入れられるのではないでしょうか。
誰もを心地よくさせる、カリスマ性を備えていると思います。

そこへ華を添える演奏陣もさすがの演奏力であり、ちょっとした
オブリやソロタイムを一聴すれば、その超絶技巧には誰もがハッと
すると思うし、実際にやっていることも非常にハイレベルです。
ポール・ギルバートのギターはとてもメカニカルなフレージングで
あり、馬鹿でかい手を活かした、得意の弦飛びフレーズや卓越した
ピッキングによるテクニックは本当に異常なレベルの高さで、特に
エレキギターで一番難しいと思われるピッキング(長年ギター弾いてきた
私の結論)の正確さは他のプロとも一線を画くものであります。
ポール・ギルバートがギターヒーローとして人気急上昇の頃に
丁度、私は音楽学校に行っていましたが、ピッキングの練習と弦飛びの
練習にはこのポールのリックがよく使われていました。先生からの
課題なので私も熱心に練習をしましたので、ポールのリックというのは
今でも結構得意でわりと手癖のように弾いてしまいますね。
しかしながらポールの場合、手が異常にでかいので私とは運指とネックを
握るフォームが違いました。彼の場合、ストレッチの弦飛びフレーズも
ネックを握り込むロックフォームでラクラク弾くのですが、私のような
手の小さい者は親指がネック裏にくるクラシックフォームでなければ
どうしても弾けませんので、非常に苦労したのを思い起こします。

ちょっと話が脱線していますが、ポールのリックというのは、
とても練習にも向いています。ピッキングなんかは本当にコピーすると
鍛えられると思いますので、とてもおすすめです!
しかしながら練習にはとても向いていますが、正直私はポールの
プレイはフレージングがそんなに好きではありません・・・
メカニカルなフレージングが多すぎることで、あまりメロディックな
リードプレイではないので、これは私の目指したプレイスタイルでは
ないので、ポールのコピーはあくまで練習としてのものであり、
このフレージングが染みつかないように、注意もしたものです。
しかしやはり練習していると手癖になってしまうものですね~
音楽学校ではアドリブ大会とかしょっちゅう開催されていましたが、
私のフレージングがポールっぽいとは良く言われたものです。
次にヌーノのリックを練習すればまたまた同じことを言われたもので、
プロのコピーをして練習すると言うのは、楽しみながらもテクを上げるのに
非常に良いかと思いますが、その半面オリジナリティが失われる危険性が
はらんでいるなぁと、学生ながらに良く考えていました。
今現在もその考えに変わりはありません。
 
しかしながらこのポールのプレイは、このバンドにはとてもマッチして
いたと思います。メロディの方はエリック・マーティンがばっちり極上の
メロディを聴かせてくれますので、逆にこのポールのメカニカルで機械的な
リードはどれも楽曲の中で際立っており、とても効果的なアクセントに
なっていたのではないでしょうか。

今作は非常にメロディで聴かせる楽曲が満載であり、ポップで
アコースティックな楽曲群はあくまでエリックの歌が中心となり
聴かせるものであり、ビリーとポールの超絶技巧はおまけに過ぎません。
しかしこれが実に絶妙なバランスで保たれており、楽曲の良さ、
メロディックな歌にテクニカルでメカニカルなリードプレイは楽曲を
引き締める大きな効果を生み出していると思います。ド派手なリード
プレイを期待していると多少肩すかしを喰らうかと思いますが、
このバンドのデビュー作にして、非常にハイクオリティな作品を
作り上げたのではないかと思います。あくまでも歌、楽曲のメロディに
こだわった秀逸なアメリカンハードロック作品でしょう!

またギターのことばかり書いていますね、わたし・・・



そんな本アルバムへの点数ですが・・・

87点です!

歌メロが印象的な素晴らしい作品です!



一方BURRN!誌の方ですが、クロスレビューでの
4名のライターさんによるレビューですね。


大野氏・・・85点
増田氏・・・93点
さこた氏・・93点
広瀬氏・・・90点


これはまた高得点のオンパレード!
ここまで点数付けているとは思いませんでしたが、
とても良質な作品であることには間違いありません。


BURRN!12月号が届きました。定期購読です。
IMG_0001 (5)
定期購読すると年間で一冊分が無料となる上、自宅に届くので便利ですね!


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テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

プロフィール

メタラーまっちゅ

Author:メタラーまっちゅ
音楽学校卒業後、
ギターインストラクターと
なるものの、現在ではしがない
サラリーマン・・・orz
しかしながらギターに対する愛は昔も今も変わらず!


まずは自己紹介に【HR/HM好きの方へ100の質問】こちら

【性別】
  ♂
【Guitar】
Fender 
Ibanez
musicman
Gibson
Martin
Jose Ramirez
他、10本以上所有 
【愛車】
LEXUS GS350
【趣味】
GRANDTOURING
音楽鑑賞(CD1,000枚以上所有)
ビリヤード(たまにマスワリ)

小生、20年のキャリアを積んだギタリストです。その為、ギタープレイに関しての話題が多くなりますが、ご勘弁を・・・
各アルバムや曲の、演奏面を中心にレビューをしていきます。あくまでも私の主観によるレビューでありますので、ご了承下さいませ。

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