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第77回【PANTERA/VULGAR DISPLAY OF POWER+訃報】10/5/17

本日紹介する作品は、1992年発表のパンテラの
2ndアルバムでございます。

前回メガデス、『ラスト・イン・ピース』のレビューを
してみたわけですが、記事を書いていて一つパンテラ絡みの
エピソードを思い出しました。なんでちょっと今回はその
パンテラをレビューしてみることにします。

そのエピソードと言うのも結構ご存知の方もいらっしゃる
かもしれませんが、あの『ラスト・イン・ピース』のリード
ギタリストには故ダイムバッグ・ダレル(当時はダイヤ
モンド・ダレルと名乗っていましたね)がオーディションに
より弾くことが決まっていたそうです。ダレルはそこで
ドラマーに兄のヴィニ―・ポールも加入させてほしいと
言ったそうですが、ドラマーにはすでにニック・メンツァの
加入が決まっていたそうでダレルは兄のヴィニ―が加入
できないのだったらと言う事でメガデスへの加入を断念
したそうです。そこで登場したのがマーティ・フリードマン
だったそうです。

ちょっとうろ覚えなんですが、確かこんな感じのエピソード
だったんじゃないかと記憶しています。すごい話ですよね~
あのダレルがメガデスに加入していたらどうなっていたこと
やら・・・
リフやらバッキングやらものすごいことになりそうですね(汗)

と言うか、ムステインとダレルじゃ個性が激しくぶつかり合い
相性悪そうな感じもします。アプローチこそ違えど、両者ともに
リフマスターですからね。


と言うわけで『ラスト・イン・ピース』からパンテラを
思いだしたわけでございます。

そして今回レビューするパンテラは私が10代の頃に聴いた
バンドでもっとも衝撃を受けたバンドです。初めて今作を
聴いた時の衝撃はまさしくこのアルバムジャケットのように
思いっきり顔面ぶん殴られたようなものすごい衝撃でした。

実に鮮烈!

パンテラの登場はメタル界、音楽界の衝撃でした。





俗悪俗悪
(1997/12/15)
パンテラ

商品詳細を見る

『俗悪』

CD (1997/12/15)
ディスク枚数: 1
レーベル: イーストウエスト・ジャパン
収録時間: 52 分


収録曲

1. マウス・フォー・ウォー
2. ア・ニュー・レヴェル
3. ウォーク
4. ファッキング・ホスタイル
5. ディス・ラヴ
6. ライズ
7. ノー・グッド (アタック・ザ・ラディカル)
8. リヴ・イン・ア・ホール
9. レギュラー・ピープル (コンシート)
10. バイ・ディーモンズ・ビー・ドリヴン
11. ホロウ




今作を初めて聴いた瞬間!私は遂にあの富士山が噴火を
したと思った・・・

それくらいのメガトン級の衝撃だった!


え~と、一体何がそんなに衝撃的かと言いますと、とにかく
とことんまで追及されたへヴィネスぶりであります。現在では
三音下げとか7弦とか当たり前になってしまいましたが、
当時としては実に凶暴な音でありました。しかもチューニングは
ほとんど落とすことはなくレギュラーから四分の一程度落とすと
いうわけのわからんチューニングでありまして、この微妙な
チューンダウンが実に不穏な雰囲気を出しているのです。
ホント良くこんなチューニングを実践したなぁと今でも関心
してしまいます。

ギターやらベースを弾く方でレギュラーチューニングになれて
いる方は結構気が付くかと思いますが、一曲目の冒頭のリフを
聴けばなにやら異様なチューニングというのが感じられる方も
いるかと思います。実に不気味なんです、この微妙なチューン
ダウンが・・・。

さらにこちらも有名ですが、ダレルはトランジスタのランドールを
使用していましたね。チューブアンプが主流の中この辺の音作り
へのこだわりもかなりあり、その音色はソリッドでありながらも
相当に中低音が強調されたものでありました。

それからまたお兄ちゃんのドラムの音が凄いこと!まさにド迫力
サウンドで、特にキックが凄まじいです。こちらもギターに負け
じと非常にパワフルな音作りとプレイぶりであり、スティックは
通常とは逆のグリップ側でバカスコとドラミングしているのです。

そこにベースもかなりくっきりとした音でユニゾンしてきますので
相当なへヴィネスぶりなわけです。

実にこれがHR/HM界でのへヴィな音作りの始まりだったと思います。
現在はさらに凶悪で凶暴な重低音サウンドが当たり前になってい
ますが、元を辿るとこのパンテラに行きつくのではないでしょうか?
アマチュアもプロ連中もみんなこのパンテラのサウンドに衝撃を
受けたのです。パンテラに影響され、ここから次々とへヴィネスを
追及した作品が出てきましたからね。

とにかく今作発表時、私は音楽学校生でしたが学校でももの凄い
話題になりましたね、誰もこんなサウンドは聴いたことがありま
せんでしたから。まぁみんなで昇天しましたよ。その初めて耳に
する重低音サウンドには・・・

そして当ブログでは度々登場する言葉ですが、『朝パン』
この言葉を私は考え、学校でも目覚めの一発にと今作の一曲目、
マウス・フォー・ウォーをみんなで聴いていたのです。ホント
アホみたいな話ですが、当時はスゲ~学校でもこの『朝パン』が
流行ったんです。

もう、まさしく新しいへヴィメタルの幕開けだったんですよぉ!



楽曲の方もずっしりと重く、不穏な雰囲気を醸し出しつつも
非常に攻撃的なリフとバッキングの応酬であり、早い曲も
ミドルテンポな曲も非常にパワフルな演奏です。さらには
曲間をシームレスでたたみかけてくる楽曲構成も見事で、
アルバム全編をものすごいハイテンションで突き抜けて行きます。

それからダレルのリードプレイですが、こちらはペンタトニック
主体のかなりシンプルな音づかいですが、攻撃的なリフ、
バッキングとは裏腹にとても艶やかなプレイぶりで、非常に
メロディックでブルージ―です。よくあるがむしゃらに弾き散らす
ソロとは全然違い、ダレルのリードプレイはとても練り込まれ
考えられたフレージングであり、アイデアの豊かさも感じられます。
さすがはメガデスのリードギタリストを任されただけのことはあり、
この辺の本物の巧さを持ち合わせているところもダレルが誰からも
愛された理由だと思います。

ダレルは2004年のライブ中に凶弾に倒れ亡くなるわけですが、
それまでまさしく誰もが愛するギターヒーローでした・・・。
この事件は本当に悲しかったです。私にとってダレルは特別な
存在でしたし、パンテラはダレルはメタル界の歴史です、大切な
歴史が一つ失われてしまったのですから・・・本当に残念で
なりません。この時はマジで涙が流れた・・・

なんだか記事を書いていたらとても悲しい気持ちになってきま
したが、気を取り直して彼らが残した偉業をしっかりと書いて
いきたいと思います。

え~ここまで演奏面について主に書いてきましたが、パンテラの
大きな武器、極めつけがボーカリストである、フィリップ・
アンセルモの歌なのです!この人の吐き捨てるかのようなその
歌唱法もまた当時としてはものすごく斬新でありまして、私の
記憶だとこの時のフィルの歌い方が現在のスクリームやガテラル
などの走りだったのではないかと思います。とにかくあまりの
迫力に当時は度肝を抜かれましたね。こちらもパンテラサウンド
同様に多くのフォロワーを生みましたね。

ただフィルは普通に歌わせてもかなり上手いです。1stや今作の
⑪なんかを聴くと良く分かると思います。

まぁ、つまりパンテラは今作でサウンド、プレイ、歌とすべてで
プロにもアマにも、いや、音楽界に大きな影響を与えたのです。
このパンテラに影響され派生したバンドは数知れません。
現在も現役で活動中のバンドでも多くのバンドがパンテラの
影響を受けていると思います。

本当に後続のバンドや音楽界に与えた影響力の大きさは計り
知れないのです。

誇張抜きで本当の衝撃作なんです今作は。もう発表から20年
近くが経過しようとしていますが、今現在聴き返してみても
迫力満点、破壊力十分です。

ファストな楽曲から、ミドルテンポな楽曲まですべてが
超ド級のダイナミックな楽曲ばかり、捨て曲はない!(断言)


偉大なバンド、パンテラそして故ダイムバッグ・ダレルが
残した偉大なる名作。もしまだ未聴の方がいらっしゃったら
ぜひ聴いて欲しい。

パンテラはメタル界、音楽界の歴史なんです!


そして『朝パン』しましょう!



と言うわけで今作への評価ですが、

90点です!

私にとってはあまりに偉大すぎる作品!90点の大台を
献上いたします!

なんか書き足りないような気持ちなんですが、まぁ概ね
伝わったでしょうか?

凄い作品ですよ、これは。はい。




一方BURRN!誌の方ですが・・・


酒井氏・・・83点
広瀬氏・・・80点
平野氏・・・89点



う~ん、意外に抑えられてますねぇ。余裕で80点台後半は
付けられているかと思っていたのですが・・・





訃報!

HR/HM界最高峰のヴォーカリストである、
あのロニ―・ジェイムス・ディオが昨日亡くなられたとのことです。

diowallpaper.jpg

絶句・・・ちょっ・・あまりに突然すぎて声にならない・・・

これでまた音楽界の歴史が一つ失われてしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。

とりあえず天国にメロイックサイン。

・・・We Rock




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テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

プロフィール

メタラーまっちゅ

Author:メタラーまっちゅ
音楽学校卒業後、
ギターインストラクターと
なるものの、現在ではしがない
サラリーマン・・・orz
しかしながらギターに対する愛は昔も今も変わらず!


まずは自己紹介に【HR/HM好きの方へ100の質問】こちら

【性別】
  ♂
【Guitar】
Fender 
Ibanez
musicman
Gibson
Martin
Jose Ramirez
他、10本以上所有 
【愛車】
LEXUS GS350
【趣味】
GRANDTOURING
音楽鑑賞(CD1,000枚以上所有)
ビリヤード(たまにマスワリ)

小生、20年のキャリアを積んだギタリストです。その為、ギタープレイに関しての話題が多くなりますが、ご勘弁を・・・
各アルバムや曲の、演奏面を中心にレビューをしていきます。あくまでも私の主観によるレビューでありますので、ご了承下さいませ。

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