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第81回【DREAM EVIL/EVILIZED】10/6/8

本日紹介する作品は、2003年発表の
DREAM・EVILの2ndアルバムです。

とうとう発表が迫ってきたオジー・オズボーンの新譜に備えて、
ザック・ワイルドに替わり、新加入したガス・Gに関して過去の
作品『イーヴライズド』より復習を兼ねてレビューをしておきたいと
思います。

本来ならオジーの過去作品をレビューして新譜に備えるべき
かもしれませんが、語り尽くされているオジーの過去作品よりも
私はギター界、音楽界のニューヒーロー、ガス・Gの過去作品に
ついてレビューをしておく方が順当かと思いますので。

オジーも過去作品、2枚ですがレビューしています。
こちら。

ガス・Gに関しましては以前にファイアーウインドを1枚レビュー
しています。こちら。

今回はさらにファイアーウインドの過去作品をレビューするべきか、
それともドリーム・イーヴルのガス在籍の1stから3rdの
どれをレビューしようかと非常に迷ったのですが、私が一番最初に
ガスの巧さを知らしめられたドリーム・イーヴルの2ndをレビュー
致します。





イーヴライズドイーヴライズド
(2003/03/26)
ドリーム・イーヴル

商品詳細を見る

『イーヴライズド』

CD (2003/3/26)
オリジナル盤発売日: 2003/3/25
ディスク枚数: 1
レーベル: キングレコード
収録時間: 55 分


収録曲

1. ブレイク・ザ・チェインズ
2. バイ・マイ・サイド
3. ファイト・ユー・ティル・ザ・エンド
4. イーヴライズド
5. インヴィジブル
6. バッド・ドリームス
7. フォーエバーモア
8. チルドレン・オブ・ザ・ナイト
9. リブ・ア・ライ
10. フィアー・ザ・ナイト
11. メイド・オブ・メタル
12. ジ・エンド
13. レッツ・メイク・ロック
14. ビトレイド





私がガスのプレイを初めて耳にしたのは、確かファイアーウインドの
デビュー作だったと思います。この1stがガスのメジャーデビュー
作品だと思うのですが、(正確にはミスティック・プロフェシーで
デビューしていましたが・・・)このときガスはすでにバンドを4つも
掛け持ちしておりました・・・。

ミスティック・プロフェシー、ナイトレイジ、ファイアーウインド、
そして今回レビューするドリーム・イーヴルです。もうこの時点で
異例の新人だったと思うのですが、2001年から2003年に
かけてこの4バンドから次々と新譜が発表され、それも一年に一枚
ペースのバンドもありましたから、それはそれは多忙を極めたと
思います。信じられないようなリリース枚数をこなしてきていた
わけです・・・ それからクリストファーの抜けたアーク・エネミーの
ツアーのサポートも務めていました。そのまま、まさかガス加入か?
と思いましたがさすがにそれは実現しませんでしたね。

話は戻りまして、初めてガスのプレイを耳にしたファイアーウインドの
デビュー作を聴いた時の印象なのですが、『うわぁ~こいつはすげぇ
テクニシャンだなぁ~』というのと『あ~でもまたイングヴェイの
フォロワーかぁ・・・』とこんな感じの印象で、正直な話、『また、
やんちゃ坊主が出てきたな』とこれくらいの感想しか持ちませんでした。
ただ当時の年齢は確か20歳ほどだったと思いましたので、それには
驚愕しました。唖然・・・

と、まぁ最初の印象は単なるインギーのフォロワー程度の印象しか
なかったのです。

しかしです!

同年に発表されたこのドリーム・イーヴルの1stデビュー作を聴いて
私はガスについてとんでもない誤解をしていたことを思い知らされました。
インギーのフォロワーなんてとんでもない誤解でした。インギーに
インスパイアされていることは間違いありませんが、それはガスのほんの
一部分でのアプローチでしかなく、ファイアーウインドの1stではそれを
全面に出した作風なだけで、ドリーム・イーヴルでのプレイはまさしく
天性の才を感じさせる珠玉のプレイでした。リードプレイでのフレージング
の構築美はとても20歳の若者とは思えぬ理論を兼ね揃えていましたし、
チョーキングやヴィブラートなどのテクニックはもうすでに達人級の
表現力!そこへさらりと超絶技巧が炸裂!

ファイアーウインドとドリーム・イーヴルはこうして同年に1stが出た
わけですが、この2枚を聴くとガスがいかに多くの音楽を消化し、自分の
プレイスタイルを昇華させてきたかが良く分かります。ただのやんちゃ
坊主と思わせておきながら、一変、達人級のキャリアを感じさせるプレイ
ぶりは実に鮮烈であり、ガス・Gの登場は私個人的には2000年代に
登場したギタリストとしては最大の衝撃!!・・・だったと思う。




と、まぁガスのことだけでもまだまだ書き足りないのですが、一応
アルバムレビューということでそちらもさらりとやっておきますか・・・

そのガスのプレイがさらに極まったのが、1stの翌年に発表された
この2ndであります。と言うか、一年も経たないうちに新譜の発表と
いうことで、プレイが極まったと言うよりかは、さらにガスの才能を
垣間見たといったところでしょうか。

その音楽性は正統派王道へヴィ・メタルと言った感じで、まさしく男気
溢れる漢前のメタル。まずはそのサウンドが凄まじい。まさに鋼のような
鋼鉄のギターサウンドに重厚なリズム隊の力強いサウンドは実に強力無比!
それもそのはずでドリーム・イーヴルは音楽プロデューサーである、あの
フレドリック・ノルドストロームを中心として結成されたバンドなのです。
アンディ・スニープと並ぶメロデス界の名プロデューサーなので皆さま
おなじみだと思います。

そのバンド結成の原動力というのも、実はこのフレドリックがガス・Gと
いう逸材を発掘したことから始まっているのです。さらにこのバンドに
召集されたメンバーは実に強力な面子であります。以下が各パートの
メンバーです。このラインナップは3rdまで続きます。


Vo.ニクラス・イスフェルド 

Gt&Key.フレドリック・ノルドストローム 

Gt.ガス・G

Ba.ピーター・スタルフォース             

Dr.スノーウィー・ショウ



今ではそれなりに有名になりましたが、実は私も知らない人ばかり
でした・・・

ですが、実に強力なんです、このラインナップが・・・
ガスのことばかり書きましたが、もの凄い手練揃いなんです。
実はこのバンド全員が作曲をできるという強みがありまして、今作
には全員総出で作曲にあたっています。

それから演奏力についてですが、こちらも凄まじいまでの実力を
備えておりまして、ニクラスの歌声は燃えるように熱くもあり、
湿り気を帯びた哀愁ただよう歌声でもあり、そして超絶ハイトーン
ボイスの実力派。国内盤3rdアルバムでは冒頭でHR/HM界の
歴史に残したい超絶シャウトを披露しています。個人的名シャウト
10選に選出。

またこのバンドにおいては特にリズム隊は軽視できません。もの
凄くボトムあるパワフルな演奏であり、楽曲の土台基礎づくりはこの
二人が担っています。今作の地鳴りのごとき重厚なド迫力サウンドは
この二人によるコンビネーションから生まれているのではないかと
思います。非常にツボを突いた見事な仕事っぷりです。
う~む、ベーシスト本当に巧いなぁ~

ガス・Gに関してはもう素晴らしいの一言!特筆すべきはやはりその
構築美と表現力の豊かさであり、とても20歳そこそこの若造のプレイ
とは思えません。この手の音楽理論も熟知しているようですし、
裏のコード進行を意識したメロディアスなフレージングですね。さらに
前述しました通り、チョーキングとヴィブラートの表現力が素晴らしい
です。ファイアーウインドで聴かせたネオクラシックなフレージングは
今作ではだいぶ薄まっており、メロディを重視したよりフラッシーな
ギタープレイになっています。

テクニックに関してはこのレベルは弾けて当たり前ですので、特に
特筆することはないですね。ガスの巧さはその多彩な構築性と表現力の
豊かさだと思います。抑揚の付け方が実に素晴らしいですね。
当然それらを表現するためには卓越した技術、テクニックが必要なわけ
ですが。

と、まぁ演奏に関してはガスという20歳そこそこのプレイヤーが混じっ
ているとは言え、そんなことは微塵も感じさせない巧さを誇ります。
何一つ文句付けるところがありませんね。まさしく一流プロの演奏です。

非の打ちどころがないです。



それから楽曲の方ですが、ドリーム・イーヴルと言うとあまりファスト
チューンなどでグイグイと攻めてくるバンドではなく、どちらかと言うと
ミドルテンポの楽曲主体でズッシリと重たく勇壮な楽曲が中心となって
構成されたアルバムが多いです。

今回レビューしている2ndはそんな中でも冒頭の2曲がかなりの
キラーチューンでありカッコいいリフを備えたファストナンバーで
あります。

とくに②で聴かれるガスによるリードプレイは非常にセンス良くまとめ
られていて圧巻。このリードプレイはきっとガス本人も気に入っているはず。
・・・だと思う。まぁ何しろ美しいしカッコいい!良く構築されていると
思います。このリードプレイだけでもの凄いセンスと理論そしてテクニック
を備えているのが分かります。やはりとても20歳そこそこのプレイヤーの
演奏とは思えないですね。凄まじいです。私は普段はあまりコピーはしないの
ですが、この楽曲だけは解析がてらコピーしました。(今ではギターすら
ほぼ触ることはなくなりましたが・・・)

その後の展開もまずまずの出来栄えでありまして、ちょっとフックが
足りずにかったるいだけの楽曲も数曲ありますが、終盤の盛り上がりも
なかなかのもので、アルバム一枚とても楽しめます。

またドリーム・イーヴルはかなり日本贔屓なバンドでもありまして、毎作品
国内盤にはかなりのクオリティのボーナストラックが用意されています。
3rdアルバムなんて1曲目にボーナスが収録されていまして、これがまた
アルバム一番のキラーチューンだったりします。
今作でも⑬⑭と2曲が収録されておりまして、これもまぁ、まずまずの出来
栄えの楽曲だと思います。ただし、個人的にはあってもなくてもどちらでも
良い程度ですかね、少しフックが足りません。



え~と、またまた取り留めもなく長文になってしまいましたが、ガス・G
在籍の1stから3rdはどの作品もかなりの良盤だと思います。今回は
2ndのレビューとしましたが、どの作品から聴いてもこのバンドの
サウンドは十分に楽しめると思います。

ただ個人的にはやはりガス・Gのプレイをより楽しむのでしたら、より
ギタープレイも成熟し楽曲的にも非常に優れている、ファイアーウインドの
アリージャンスもオススメ致します。



さて、オジーの新譜を待ちますかぁ。当然試聴して納得してからの購入と
なりますが・・・。




ちょっと横道それましたが、本アルバムへの点数です、


86点です!


どのパートもめちゃくちゃ演奏能力が高いです!おまけに奇才
フレドリック・ノルドストロームがついていますので、音の良さから
アルバム全編の構成まで良く整っている良盤です。



一方BURRN!誌の方ですが、


伊藤氏・・・89点



かなりの高評価でした。私より高い評価しているとは思いません
でした。伊藤氏ですかぁ、なかなか分かっていますね。




皆さん、このラー油ご存知ですかぁ?大人気のようですね。
IMG_0247.jpg
インターネットの力を利用してなんとか入手しました。



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テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

プロフィール

メタラーまっちゅ

Author:メタラーまっちゅ
音楽学校卒業後、
ギターインストラクターと
なるものの、現在ではしがない
サラリーマン・・・orz
しかしながらギターに対する愛は昔も今も変わらず!


まずは自己紹介に【HR/HM好きの方へ100の質問】こちら

【性別】
  ♂
【Guitar】
Fender 
Ibanez
musicman
Gibson
Martin
Jose Ramirez
他、10本以上所有 
【愛車】
LEXUS GS350
【趣味】
GRANDTOURING
音楽鑑賞(CD1,000枚以上所有)
ビリヤード(たまにマスワリ)

小生、20年のキャリアを積んだギタリストです。その為、ギタープレイに関しての話題が多くなりますが、ご勘弁を・・・
各アルバムや曲の、演奏面を中心にレビューをしていきます。あくまでも私の主観によるレビューでありますので、ご了承下さいませ。

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